みなさん、お金を貯めたいと思っても、「毎月貯金する余裕がない」「気づかないうちにお金を使っていて貯められない」等、なかなか貯金ができないのではないですか?
まずは、お金を貯めていくうえで、正しい行動していけば、いまよりも「確実にお金が増える(手元にお金が残る)」ようになりますので、ぜひ最後まで読んでください。
お金を貯めるには、当たり前のことですが、収入より支出が上回るもしくは収入に対して同等の金額を使っていては、いつまで経っても貯めることができません。
確実にお金を貯められるようになる、4つのポイントについて解説していきます。
1.目的や目標金額を決めておく
なんとなく、貯金しようと思っても、人は弱い生き物なので、なかなか継続することが難しいです。例えば、ジムに行って理想の体を目指すと言っている人が1か月でジムに行かなくなったというのは、周囲の人を見てもたくさんいます。
モチベーションを高いまま継続できる人もたくさんいますが、そういった人はすでに貯金ができています。
自分がどんな生活を送りたいのか、どのくらい貯金があると今後の生活が楽になるのかといった、目的や目標金額を決めて行動をしましょう。
また、目標金額が貯まったから無駄な浪費をしたり、手元にお金があると安易な投資案件に騙されてしまったりすることがありますので、目的や目標金額を達成しても、次の目的・目標金額をアップデートしていって、継続できるように行動していくことが大事です。
最初から大きな金額を設定せず、短期・中期・長期目標を設定し、細かい目標金額を設定することで、確実にお金を貯めることができますので、まずは、明確な目的や目標金額を設定することから始めてみましょう。
2.日常生活で使用している固定費を見つめ直す
まず、自分の収入に対して、どれだけの支出をしているかは、意外と把握していない人が多いため、月にどのくらいのお金を使っているのか、把握することが大事です。
日常で使用している、携帯電話を1万円近く支払っていたり、無駄な光熱費がかかっていませんか?
当たり前のことですが、身近な出費を可能な限り抑えることが、お金が貯まる第一歩です。
例えば携帯電話を格安SIMに変更すると、1ヶ月で10,000の出費が3,000円前後で抑えることができ、-7,000円の効果があります。
これを年間で換算すると、84,000円の削減効果があります。これだけでも、近場で贅沢な旅行もすることができます。
また、光熱費も思っている以上に削減が可能です。
エアコンについては、最も多くの電力を消費するのは、「電源を入れた直後」なので、30分~1時間程度の少しの外出時には、逆にエアコンをつけっぱなしにする方がお得となります。
温水便座や暖房便座を「OFF」にするだけで、約10,000円の節約も可能になります。
参考までに、家庭における電力消費割合を記載しておきます。
冷暖房:約25~30%
冷蔵庫:約15%
照明:約10%
給湯:約10%
その他(テレビ、洗濯機、調理家電など):約35%
まずは、契約している携帯電話の見直し、光熱費の節約等を行ってみましょう!
3.毎月の使えるお金をあらかじめ決めておく
第一のステップで、固定費を削減しても使えるお金が増えた分、消費してしまってはいつまでたってもお金は貯まっていきません。
1ヶ月での収入に対して、使えるお金をあらかじめ決めておくことで、自然にお金が貯まりますが、一方で、日々の生活に過度な制限を設けることでストレスとなり、継続が出来なければ意味がありません。
まずは、ストレスを抱えることがなく、貯金することが自然に身につくまで、継続できる金額から始めていくことをお勧めします。
また、ご自身の生活スタイルや、家族構成・お住いの地域でも変動はありますので、自治体が提供しているサービス利用することで、節約ができることもありますので、お住まいの地域のサービスを見ておくのもよいでしょう。
ここでは、手取り20万円を例に具体的に見ていきましょう。
家 賃:60,000円(25%~30%)
食 費:30,000円(15%)
光 熱 費: 8,000円(4%)
通 信 費: 4,000円
交 通 費: 7,000円
日 用 品: 6,000円(3%)
保 険 料: 4,000円(2%)
趣味・娯楽: 7,000円(3%)
貯金・積立:20,000円(10%)
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合 計:145,000円
※残りの55,000円は急な出費や貯金・積立に回すことが可能です。
具体例に近い収入ではない方でも、各項目の割合を自分の収入に当てはめて計算してみると、具体的な金額が出てきますのでぜひ、計算してみてください!
4.収入を増やし、貯金できる上限をあげていく
最後に、収入を増やしていくことで、貯金できる上限を上げ、貯金できる可能額を引き上げることによって、より確実・スピーディーにお金を貯めることが可能です。
いま、あなたの収入が300万円で500万円に収入を上げることができれば、その上昇分、貯金できる可能額があがります。
ただし、収入があがったことによって、生活レベルを極端に高くしたりすると、可能額はあがりませんので、年収500万円にあがったとしても、生活レベルは300万円を維持することが大事です。
そして、収入を上げるためには、副業等で本業以外での事業所得を得ることで、収入アップや社会保険料の減税等の節税で更なる、貯金可能額が底上げされます。
副業によるメリットは、社会保険料の減税、青色申告での控除が受けることが可能、経費を計上できる等、メリットがたくさんありますので、できる方はぜひチャレンジしてみてください。
最後に
あまりお金をケチケチしすぎて、心が寂しくなってストレスが溜まってしまったり、支出を必要以上に削る必要はありません。
特に、自己投資については、ある程度の金額をかけることによって、将来の自分自身が磨かれ、更なる収入アップも可能になることもありますので、しっかりと、お金を使うモノを見極めて実践をしていきましょう。